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【特集】野菜ソムリエコラム 赤ちゃんと一緒に!ベビーカーウォーキングで市内の直売所めぐり

2017年10月26日

皆さん、こんにちは。
狛江市在住の野菜ソムリエ、香月 りさです。
梅雨の季節ですね。今年はシトシトの静かな雨から、レインコートもびしょ濡れになるほどの豪雨と雨の降り方が極端ですが、太陽が出る日は気温も少しずつ上がり、暑い夏が近づいてきているのを感じます。

四季がある日本は、季節によって採れる野菜が変わってきますが、これからはトマトやピーマン、ナス、キュウリ、トウモロコシなどに代表される夏野菜が旬の時期を迎えます。
野菜の色も赤に、緑に、紫、黄色・・・・とてもカラフルですね。

今回は、狛江市内をベビーカーで散歩しながら、どんな野菜があるのか?直売所を巡ってきました。

【ベビーカーウォーキング・スタート!】
一緒に参加してくれたのは、
Aさん  狛江市岩戸に住んで1年。六か月の女の子のママさん
Bさん  和泉本町に住んで3年目。同じく六か月の女の子のママさん

二人はプレママの時の講座で知り合った仲良しママさん。お子さんの月齢も同じなので、普段からよく情報交換してるとか。最近は始めたばかりの離乳食の事などをよく話すそうです。

さあ、これから二人と可愛い赤ちゃん達と一緒にベビーカーでウォーキングしながら市役所を出発します!30分間で何軒の直売所を回ることができるでしょうか?

【珍しい野菜もたくさん並んでいます!!】

まず最初に向かったのは中和泉方面。狛江通りから品川通に進み、さらに左折した先に
直売所を示す赤と緑ののぼりが立っています。

一件目の中和泉1丁目の飯田 城一さんの直売所に到着しました。
ここまで市役所から570歩。約7分の距離です。

軒先では朝に収穫したばかりの野菜が所狭しと並んでいます。
ナスやピーマン、トマトなどお馴染みの夏野菜の他に、カボチャのような黄色いコリンキーや、緑のもじゃもじゃのオカヒジキなど珍しい野菜も!

「コリンキーは皮を剥いて千切りにすると冷やし中華にいいのよ!オカヒジキはさっと湯がいて、ポテトサラダにいれるとコリコリして美味しいわよ~!」

奥様の好江さんが、野菜の食べ方を次々に教えてくれました。
「なるほど!こんな食べ方もあるんだ!」と知ると、家庭でも食べてみたくなり購入意欲も高まります。珍しい野菜だと、食べてみたいけどどう食べたらいいか分からず、買うのを躊躇ってしまいますが、家庭での調理の仕方を教えてもらえるのは、主婦にとってはとても嬉しい情報ですよね。

他にもハラペーニョ、青唐辛子、葉唐辛子なども豊富で、辛味野菜が好きな方は毎年この時期になるのを楽しみに買いにきてくれるそう。
ハラペーニョの甘酢漬け、青唐辛子は都こうじと醤油とあわせた三升漬けなど・・・紹介してもらいました。

野菜と料理の話が楽しくて、ママさんたちも大興奮!教えてもらった離乳食にも使えるトウモロコシの簡単調理法は、レシピコーナーにて紹介しています。

☆生産農家さんおススメ!レンジで簡単!!ゆでトウモロコシ☆
http://komae-kosodate.net/recipe/2017080400772/

美味しい野菜を作るために。
飯田さんの畑では独自の有機肥料を使い、身体に優しい野菜作りをしています。

飯田 城一さん  狛江市中和泉1-20-24   8:00~
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【狛江ブランド野菜を作っています!】

そして次に向かったのは品川道沿いで、中和泉1丁目の飯田 清孝さんの直売所。
のぼりが立つシルバーのテント内には、朝採れの新鮮野菜が並んでいます。

一軒目から歩いて5分。340歩で到着しました。

さやえんどうや、幅が広いモロッコいんげんに狛江の特産の枝豆も!
枝豆は枝から外し袋詰めしたものと、枝が付いたものとがありました。枝付は、お子さんに豆を取るお手伝いをしてもらうために、あえてこれを選んで買っていく方もいるそうですよ。

なるほど~!
スーパーなどではあまり枝付は見かけませんもんね。枝から外すのは小さいお子さんでもできるし、鮮度もいいし!買うなら枝付の枝豆もおススメです。

明け方から畑で収穫し、選別してまとめ8時30分には直売所に並ぶ野菜は新鮮そのもの!その鮮度の良さから、「枝豆を地方にいる親戚に送りたい」との注文も入るそうです。

狛江から地方へ!!これは鮮度がいいからこそできる事。
新鮮な枝豆や野菜は贈られたれた方にとっては、身体に美味しいプレゼントになりますね。

一緒に行ったママたちは離乳食に使える野菜ついて相談すると、勧めてくれたのは
ジャガイモ!
「男爵よりキタアカリがいいかな。キタアカリは、黄色くてホクホクして甘みもあるし。火の通りも早くてやわらかくなるから、赤ちゃんも食べやすいですよ。」と教えてもらいました。

見た目や値段で選ぶのではなく、食べ方で選べる情報はありがたいですね。

飯田さんは狛江GAP研究会メンバーで、安全・安心で美味しい狛江ブランド野菜を作っています。

飯田 清孝さん  狛江市中和泉1-18-15   8:30~
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※狛江ブランド野菜については   
http://www.komae-kankou.jp/komaenoyasai.html


【夏はたくさんトマトを作ってます!】

次に品川道を直進し、和泉児童館(現在は建て替え工事中)手前を右折し住宅地が立ち並ぶ道路を歩いくと狛江通りにぶつかりました。
そこから国領方面に少し進んだ所あるのは大久保 哲夫さんの直売所です。

二軒目から約7分。981歩で到着しました。

朝5時から朝採りした野菜の中でも、特に目立つのが真っ赤なトマト!
大久保さんがトマト好きなのもあって、桃太郎やミニトマト、イタリアントマトなど豊富に栽培しています。

「トマトは焼いて食べても美味しいし、皮つきのまま冷凍して使うとき水にさらすとペロッと皮がむけるから、トマトソースを作るときに便利だよ」

糖度が高くて甘いミニトマトを冷凍すればシャーベットのように食べられたり、サイダーに氷がわりに浮かべても美味しいとか!

ほほう~!!トマトはこんな食べ方もできるんですね。これからやってくる暑い夏に、口にしたトマトが涼しさを運んでくれそうです。

他に、サラダで食べられる菜っ葉類を1つにセットにしたサラダセットや、冬時期は手作りの千枚漬も人気で、これを目当てに買いに来る方もいるそうです。

大久保さんは市内の小学校で野菜栽培などもしていて、収穫して食べる農業の授業も担当しています。今年の夏は3年生と枝豆の収穫をするそうですよ!

大久保 哲夫さん   狛江市中和泉2-16-2  週3日
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【美味しい野菜とステキな出会いがたくさん!!】

ゆっくり歩きながら直売所を巡り、約30分間で3か所の直売所を回ることができました!
どこも新鮮な野菜がたくさん並び、美味しい食べ方を教えてもらった今日のウォーキングはいかがでしたか?

Aさん「実際に作っている生産者さんに話を聞けて、野菜にとても興味をもちました!
    朝採れで新鮮なのもいいです。」

Bさん「狛江市ってこんなに美味しい野菜の産地だったなんて!今回初めて知りました。
    また別の直売所も行ってみたいです」

お二人とも今日はたくさん野菜を購入し、ベビーカーにたくさんの野菜を積んでました。

今回は中和泉地域を中心に回りましたが、市内には他にもたくさんの直売所があり、それぞれに季節の新鮮野菜が並びます。

ウォーキングしながら市内を散策!そして美味しい野菜に出会える直売所めぐりしてみませんか?
狛江市は美味しい野菜がこんなに採れる産地なんだ~!って知ると、より野菜が美味しく。そして好きになれると思います。

なお、直売所は必ずしも有人ではありません。
無人の場合は料金箱がありますので、気持ちよく買い物をしてください。
生産者さんが丹精込めて作られたお野菜ですので。


※取材協力 
 飯田 城一さん、飯田 清孝さん、大久保哲夫さん

ご協力ありがとうございました!

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