ヒトパピローマウイルス感染症（子宮頸がん）予防接種

ヒトパピローマウイルス（HPV）感染症（子宮頸がん）ワクチン（HPVワクチン）は、平成25年4月から定期予防接種となりました。
その後約9年間、積極的な接種勧奨が控えられる時期が続きましたが、ワクチンの安全性が改めて認められたことから、令和4年度から、対象年齢の皆様へ定期接種のご案内をしています。

このHPVワクチンについて、これまで定期接種で接種可能なワクチンは2価（サーバリックス）と4価（ガーダシル）の2種類でしたが、令和5年4月1日から、新たに9価（シルガード9）のワクチンが追加されました。

• 9価ヒトパピローマウイルス（HPV）ワクチン（シルガード9）について（厚生労働省ホームページ）（外部リンク）

12歳になる年度初日から16歳になる年度末日までの女子（小学校6年生から高校1年生相当）
（標準接種年齢：13歳となる年度の1年間（中学1年生相当）

• 令和6年度に小学校6年生の方、狛江市に転入された方で予診票をお持ちでない方で接種を希望する方は、予診票を送付しますので、電子申請（外部リンク）または健康推進課にご連絡ください。

令和6年度は、未接種の方へ、ご案内を令和6年6月下旬に送付予定です。
接種を希望の方は予診票を送付しますので、電子申請（外部リンク）または健康推進課へご連絡ください。

狛江市予防接種実施医療機関に掲載されている医療機関に予約の上、予診票と母子健康手帳を医療機関へご持参ください。

※協定市・区以外の市外医療機関での接種を考えている方は別の手続きが必要です。詳しくは、「子どもの定期予防接種（市外の医療機関での接種を希望する方へ） 」のページをご覧ください。

• <サーバリックス(2価)> 計3回接種
  1か月以上の間隔を空けて2回接種後、1回目の接種から5か月以上かつ2回目の接種から2か月半以上空けて3回目を接種
  （標準的には、1か月以上の間隔を空けて2回接種後、1回目の接種から6か月以上の間隔を空けて3回目を接種）

• <ガーダシル(4価)> 計3回接種
  1か月以上の間隔を空けて2回接種後、2回目の接種から3か月以上の間隔を空けて3回目を接種
  （標準的には、2か月以上の間隔を空けて2回接種後、1回目の接種から6か月以上の間隔を空けて3回目を接種）

• ＜シルガード9（9価）＞　計2回または3回接種（令和5年4月1日から接種可能）
  シルガード9のみ、接種開始年齢と接種間隔によって、接種回数が異なります。

シルガード9の接種方法

接種による有効性が副反応のリスクを上回ることが確認されましたが、すべての予防接種には、効果とリスクが存在します。

予防接種を受けるにあたっては、かかりつけ医と相談するなど、その有効性と接種による副反応のリスクをご本人、保護者とも十分に理解した上で受けるようにしてください。

HPVワクチンの積極的な勧奨を差し控えていた期間に定期予防接種の接種機会を逃し、定期予防接種の接種期限（16歳になる年度（高校1年相当）の年度末）を過ぎてから、令和4年3月31日までに自費で接種を受けた方への償還払いについては、「償還払い制度」のページをご覧ください。